あんの感想置き場

鉄は熱いうちに打て

ミラライへの長文

幸せだったなぁ…ジャパンプレミア…もう悔いないかもなぁ…

自分が通える場所に推しが来てくれた幸せを、イベントから3週間経った今も噛み締めているので残そうと決めました。お気持ち長文にならないように頑張ります。

金沢は私が子供の頃からよく遊びに来ていた場所。田舎から県内の街中に出るよりは金沢まで出た方が断然コスパが良い。ニッチな映画が見られる劇場もあるし…というわけで、私は7月に21世紀美術館で『裏ゾッキ』を観ることにした。その同日にミラーライアーフィルムズの安藤組のロケ地が金沢だと解禁されて、4月に孝之が金沢で映画を撮っていたことに「マジで?そんなことある?」となったけど、まだこの時はこの安藤組作品がこんな大事になるとは思ってもみなかった。

そもそも裏ゾッキを観ようと思った理由は映画制作に興味があったからで、確か中3くらいの時にそういう学校を自分で調べたりしてたくらい昔から面白そうだなと思っていて…(恥) 結局今は全く違う生活をしているけど、卒論だけはオタク臭をギリギリ抑えたロケツーリズムで乗り切った。地方×映画の話に興味があったから裏ゾッキは観ておきたかった…内容は映画のために奮闘する地元の人メインのドキュメンタリーでめちゃくちゃ良かった。人の人生が詰まってて胃もたれするくらいだった。しかも後日ゾッキの企画でいつメントリオ(密着カメラおじさんと天然プロデューサーと孝之)のサインが当たったので、大学を卒業できてよかったなと真面目に思った。

裏ゾッキの話はこれで終わり。次はミラライの話。

裏ゾッキを観る日、21世紀美術館(シアター21)で映画を観ること自体が初めてだったので、階段で地下に降りて入場管理がガバガバなスタッフに電子チケを見せて固い簡易シートに座った時には、本当にこんなんで大丈夫なんか?と正直心配しかしてなかった。待機していると、ガチガチに緊張したスタッフが「お越しいただきありがとうございます」とアナウンス。次に怪しげなおじさんが照れながら出てきて挨拶。これがミラーライアーフィルムズの金沢おじさん(コジマさん)。金沢で安藤組がロケをするに至った理由を簡単に話し始め「山田くんと主税くん」と知り合った話や夏に金沢で大きなイベントをやる予定(未解禁)だと聞いた時は「ハア?????」となった。今すぐ質問攻めしたい。私はこれから裏ゾッキを観るんだぞ。情報量過多。

この、夏にやる大きなイベントが9月1〜5日のミラライジャパンプレミアだった。信じられん。しかもありがたいことに孝之は土日に来る。計4回も登壇する。内心私が行かなくて誰が行くんですか?という気持ち。おかげで家〜金沢間の運転スキルが上がった。

大学進学で県外へ出た時はヨッシャこれで好きなだけ推しに会ってやるという強い意志があって本当に沢山の現場に行けたけど、色々考えて今は地元に戻ったので、生の推しに会いに現場へ通うという選択肢は一旦横に置いていたのに……生の孝之を4回も観るという狂い具合。(どうしてこうなった?Hey!Say!JUMPとは今年まだ一度も会えていないんだが?)

生の孝之は……めちゃくちゃ可愛かった。まず肉眼でも分かる画素数が多い顔。ありがとう金沢にわざわざ来てくれて……涙

一番興奮したのが2日目の牛首紬姿。ここで私のクソデカ感情が爆発した。理由は着物に特別な思いがあるから(長いので割愛)。推しの着物姿は私にとっては最高のビジュアルなので、あの安藤組3人を見た時に少し泣いた。これ以上幸せを貰ったら下半期不幸になるレベル。

あともう一つ、今までの推しへの感情が成仏しかけたのがミラライ金沢インスタ担当スタッフが企画したサプライズ動画。孝之登壇日の数日前にインスタのストーリーで企画参加者をスタッフが募集していたので「何のことか分からんけどどの道行くし」と思って参加ボタンを押したら「5秒程度のメッセージをいただけませんか」というDMが来て「エッ!?!?」と慌てた。まずインスタのDM機能使ったことないし。よく読んだら、クロージングセレモニー後にキャストに向けてサプライズ動画をスクリーンで流したい、その為に応援してくれた皆さんからメッセージが欲しいと……エッ…スクリーンに自分の顔面が映されて孝之がそれを見るの?意味わからんが?となった。推しに自分を見てもらいたいという願望なんてさらさらないし、ジャニーズの畑にいたらそんな機会は皆無なのでそもそも耐性がない。でもこんなこと多分もう二度とないやんか。今までの私の推し活の伏線を全部回収する恐ろしい勢いのミラライには感謝の言葉しかない。ぶっちゃけ5秒じゃ足りない。「金沢にお越しいただきありがとうございます」だし「金沢を選んでいただきありがとうございます」だし「これからも作品を楽しみにしています」だし「お体に気をつけて頑張ってください。応援してます」なんよ。だけど別に私は金沢在住ではない。色々葛藤した結果恥を捨てて自撮りした動画をミラライに渡した。どうにでも煮るなり焼くなり消すなりしてくれ……そういう経緯ででき上がったサプライズ動画はセレモニーで流す予定がスタッフの編集が間に合わず、セレモニー(客が帰った)後にキャストに見せることになった。おい。でもねスタッフ優しいから、館長やいとぴ、政信孝之葵(3人の座席がこの順番)で並んでスクリーンを見上げている動画と完成した動画現物をDMで送ってくれてん…………泣いた (政信と孝之の並びに)

 

肝心の映画の内容はまたいつか書けたらいいなーという感じだけど、『さくら、』については書きます。

「オール金沢ロケ」はもう私に「行け」と言ってるようなもんやん。しかもよりによって「私が救わな誰があの子らを救うんや!」と気が狂ってしまうタイプのやつ。政信の創作意欲に引っ張られて私まで創作したくなってしまう。ずるい。ロケ地は全て車で行ったけど、ほぼ推しcp(いつからあれが推しcp?)の面影探しと化してしまった。砂浜も庭も巌門も無料で入れて、巌門に行けば"さくら"貝が大量に買える。ありがとう巌門。そして新たな扉を開けた感がある孝之の演技…最高…MWの孝之が好きなら好きやん…?あれ孝之自身はどう解釈して演じたんですかね?解釈も何も5日間撮影したら4時間半分になってそれを15分に編集したら脚本とは全く違う作品になってたらしいので「まさのぶ〜撮ったもの全部見せなさい?」と言いたい。

これは個人的な解釈だけど、多分最後の血桜のみアップされたシーンで主人公は息を引き取っている気がする。あのシーンでは青い光(カメラのフラッシュのよう)が2,3回点滅している。ずっと「あれ何だ?気のせいか?」と思ってたけど、今日見たら「主人公を撮っている鑑識カメラの光では!?」としか思えなくて……つまり"そういう"ことでは?????

「さくら、」に関しては政信本人が解釈は人それぞれと明言して余白を全てこちらにぶち当ててきたので、もう何をどうすればいいのか正直分からない。手に負えない。ただ、何も分からないけど本がほしいということだけは確かなので、もっと「さくら、」が見たい。

「さくら、」の配信がありますように!!!!