あんの感想置き場

鉄は熱いうちに打て

JUMPの楽曲一人語り②

前回の続き!リリースした全楽曲の中から自分の骨の髄まで染み込んでいる曲を選びました!よろしくお願いします!

リスト

Star Time 

Ultra Music Power 初回/通常盤 (2007)
作詞:久保田洋司 
作曲:STEVEN LEEJOEY CARBONE

ピアノが好きで中高生くらいの時に弾きまくった。声変わり前のJUMPが「果てしない愛しさはこの心に確かに生まれる 輝きの一つとして僕らは星たちの下で歴史を刻む」と、まあ〜かなり壮大な?地球規模の歌詞を歌っているわけですが、ジャニーズのアイドルだからこそ様になっている。ライブでは伊野尾慧がピアノを弾くことも多々あり、ピアノを囲んで歌うメンバーが天使集団。CD音源では知念侑李が高音でハモっていて、これがまた尊い。本当に天使の歌声。

作詞の久保田さんはジャニーズの御用達で『to Heart (KinKi Kids)』『CONTINUE (Endless SHOCK)』『ファンタスティポ (トラジ・ハイジ)』『WISH (嵐)』なども書いてる。作曲のSTEVEN LEEさんもJUMPのほかにKAT-TUNKis-My-Ft2Sexy ZoneSixTONESに曲を提供しているので、名前を見るだけで安心感がある。

スクール革命

真夜中のシャドーボーイ 初回/通常盤 (2008)

作詞:薮宏太 作曲・編曲:BOUNCEBACK

天才!!!!!薮宏太は天才!!!!!!

関東ローカルで13年目に突入した八乙女・山田・知念出演の番組『スクール革命』の由来はこれから来てます。当時のJUMPはリアル学生アイドル。学校に通いながら仕事をしていたので、等身大の学生の希望と夢がたくさん詰まった青春と男子中高生のプチ反抗期が投影されていて元気が出る。

大人の真似をして背伸びをしたら足をつり、ノートの横の僕の落書きはピカソを超え、つまらない毎日には激辛スパイスを入れ、先生の長話は子守唄と目覚まし時計になり、給食のジャンケン大会でハンバーグはメダルを超える。この情景が薮宏太の脳内から出てきたんだから尊い。さすが牛乳一気飲みが特技の薮。

輝きデイズ(Hey! Sɑy! 7)

瞳のスクリーン 初回/通常盤 (2010)

作詞:野村直球 作曲:馬飼野康二

編曲:大坪直樹

ロッテのフルーティオCMに起用された弟組の曲。名前の通りめっちゃキラキラしてる。「フルーツパラダイス!」がキャッチコピーなのでとにかくフレッシュ。新鮮さが命みたいな曲。

「擦りむいた膝ちょっと痛くて立ち止まっちゃう時もあるけどドキドキな夢があるから平気なんだ」「うまくいかない時だってオッケイ チャンスはまたあるよ」

可愛いし、良いこと言う。運動会で頑張ったちびっこをよしよしするような…でもどちらかと言えば汚れちまった大人の心を浄化してくれる曲です。何より作曲が馬飼野康二。馬飼野さんと言えば忍たまの『勇気100%』。そしてジャニーズの音楽史に欠かせない作曲家。馬飼野さんいつもお世話になってます!

夢色

忍たま乱太郎 20thアニバーサリーアルバムオープニング&エンディング集

作詞:久世まりあ 作曲:馬飼野康二

編曲:馬飼野康二石塚知生

忍たま育ちのオタク心をくすぐってくれる〜!私は忍たまEDと言えば『世界がひとつになるまで』なんですが、このEDもリアルタイムで見てましたね(今調べたら2009年だった)。これも歌詞が可愛くて尊い

「あか あお しろ きいろ 思いっきり描こう それぞれの画用紙をはみ出すくらいに 僕ら混ざり合えば何色になるかな?雨上がり見上げてる空は虹色」

さすが教育テレビ。無邪気な子供らしさで疲れた大人の心を癒してくれる(?)。

INFINITY

JUMP NO.1 初回/通常盤 (2010)

作詞:八乙女光 作曲:内田智

編曲:CHOKKAKU ピアノ:伊野尾慧

ゲームっぽい曲が可愛い!ピコピコしてる。この八乙女光の言葉で私はくそキツい部活とか勉強とかを何とかやってた。マジで『JUMP NO.1』というアルバムに出会ってなかったらとっくに心折れてたわ。ピアノ伊野尾慧って書いてあるんだけど、今聴いたらピアノどこ!?ってなるのでもし聴くタイミングがあれば聴いてください。多分キーボードという意味だと思うんですけどね。

「どんな人でも大事なヒーローを思い強く歩んでたように確実に全てが掴めなくてもひとつでもいい未来の自分思い描いて行こう」

これが書ける19歳の八乙女光…本当に凄い…眩しい…

ガンバレッツゴー!(Hey! Sɑy! 7)

JUMP NO.1 初回/通常盤 (2010)

作詞:藤林聖子/MIKOTO

作曲・編曲:h-wonder

春高バレー2010の曲。これもめちゃくちゃ可愛い応援歌。兄組はとにかく弟組のこの曲が大好きでコンサートの自分らのコーナーで歌ってしまうほど(カラオケかw)歌ってて楽しいのはめっちゃわかるよ!?こんな楽しい曲を可愛い弟たちがはしゃいで歌ってたらニッコニコのおじさんになってしまうよね!?てぇてぇ。ライブで盛り上がるからついついセトリに入れてしまいがちでオタクは「またガンバレッツゴーやるの?」と思わなくもないんだけど一年くらい空くと「ガンバレッツゴー歌ってよ!」ってなる。中毒性高い。

すまいるそんぐ

JUMP NO.1 初回/通常盤 (2010)

作詞:知念侑李 作曲:Shusui/Hirofumi Sasaki

編曲:石塚知生 タンバリン:森本龍太郎

世界に愛されるべき知念侑李が、初めて自分で作詞した曲。しかも学校の休み時間に教室で。「今流行りの雑誌なんか捨ててオリジナルで勝負しよう

何とも知念らしい歌い出し。要は自分らしさを大事にしようよ!という曲なんだけど高校2年生がこんなピュアな曲を書いているんだから尊さで気絶しそうになる。

「きらいなこと君は逃げちゃったりしてないかい いやなことのさその先にきっと発見!があるよ」

知念先生〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

一生ついていきます!!!!!!!!!!!?

(タンバリン役の龍ちゃんも可愛いかて……)

アイ☆スクリーム

JUMP NO.1 初回/通常盤 (2010)

作詞:八乙女光 作曲:八乙女光磯崎健史

編曲:吉岡たく ギター:岡本圭人

来ました。八乙女光作詞作曲です。

一回聴いてほしい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ラップ調でかなりパリピ早口言葉曲。『我 I Need You』の師匠みがある。

「大の大人が揉める アイドンノーってなってる 知らんそんな顔されても言ったところで何が変わるの?」「まずは右手にジュース 左手にマイク 持ったら叫ぼうHey! Sɑy! 意外とハマるっしょ?疲れも吹き飛ぶ10マンショー」

語感が楽しすぎる。

Dash!!

JUMP NO.1 初回/通常盤 (2010)

作詞:中島裕翔 作詞:原一博

編曲:川端良征清水昭男

「僕の中の僕に聞いた どうしたいの?」

この歌い出しの中島裕翔で私はこの曲のオタクになった。

「進んでくのもストップもどっちだって自由さ 無理してたら折れた翼 翔べないまま 焦る僕を吸い込むように見下ろす空 じっと立ち止まっていても始まらない 君にはさ、見せたいよ 夢見てる輝くこの世界」

中島裕翔ぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!

成長期思春期ド真ん中の中島裕翔がセンターの山田涼介への劣等感やグループ内での自分のポジションへの不安を抱きながらこの歌詞を書いたかと思うとね……オタクも熱くなるわけよ…

しかもDash!!はJUMPが正式にバンドをコンサートで披露し始めた初期の曲で、必死に楽器を演奏している彼らが愛おしいし、精一杯観客を「ハイ!ハイ!ハイハイハイ!(お決まりC&R)」と煽っているのが最高にエモい。エモエモのエモ。年々バンドのパーフォーマンスも上がっていて「曲が生きてる〜!」ってなる。

New Hope 〜こんなに僕らはひとつ

Come On A My House 通常盤 (2013)

作詞:松井五郎 作曲:STEVEN LEE

編曲:CHOKKAKU/SONG CO-ORDINATED BY JOEY CARBONE

初めて聴いた時に「なにこのやばい涙不可避曲は」と思って作詞者見たら松井五郎なんですよ。松井さんと言えば『勇気100%』『愛なんだ』『世界がひとつになるまで』『明日が聴こえる』とか。個人的にジャニーズの音楽史において馬飼野康二の相方は松井五郎だと思っているんですけど(?) とにかく松井さんがJUMPのために書いてくれたのが嬉しかったんですよね。

この頃のJUMPは、全国ツアーで席が埋まらず、空席祭りだとネットニュースに書かれていて(誰だよ書いたやつ出てこいや)

主な原因はファン数に見合わない会場の多さだったなと今なら思う。ファン層の多くを10〜20代が占めているのに会場数も過去一多い上に東京ドーム公演までツアー内に組み込んだものだから、お金のないファンの子達は何度も遠征できないし、ファンクラブ会員数も15,6万人ほどだったので、どう考えても当時のファンだけでは埋まらないんですよ。だから余計に彼らも焦っていて。シングルは一年に一枚、アルバムも二年に一枚。私も流石にこれは不安だったわ。そんな年のツアーでメンバーが「僕たちから離れないでください」「どんなに辛い時でも僕たちとファンの皆さんは一つです」と言ってまで、ライブの最後に歌ってくれたのがこの『New Hope 〜こんなに僕らはひとつ』

私が2013年の全国ツアーDVDが一番大好きなのは正直これがあったからです。初めてJUMPのライブに行けたのもこれ。その自分が入った公演が円盤になったらね…そりゃ抱いて墓まで持っていくよね…

「どんなにつらいときだってこんなに僕らはひとつ 前を向いて 道は続く 今を生きてゆこうよ もっと強く」

「そうさ大丈夫 きっと大丈夫 君は大丈夫 僕らは大丈夫」

健気……これがあったからJUMPが今後どれだけ大きくなろうともしがないファンで居られる気がしている。

切なさ、ひきかえに

smart 初回/通常盤 (2014)

作詞:薮宏太 作曲:川口進/Joakim Bjornberg/Christofer Erixon 

編曲:川口進

へへ…薮宏太…やば……詩人?

JUMPの曲の中でトップ5には入る好き曲。

しっとりとしたミディアムナンバーなのにライブではしっかり踊るからそのギャップでびっくりする。またこの振付がすーーーごい良いんだわ…振付師はs**t kingz(シットキングス)というダンスグループ。JUMPがs**t kingzの振りで踊ると無双です。この曲が最高だったのは初披露した『LiVE with me in TOKYO DOME』(2014年のライブsmartの通常盤に入ってる)

「強く優しく儚く脆いその眼差しが」というフレーズが大好き。

ただ前へ(Hey! Say! 7)

ウィークエンダー/明日へのYELL  通常初回プレス盤 (2014)

作詞・作曲:オカダユータ 編曲:山下洋介

凄い。これが初回プレス盤にしか入ってないのがもったいなくて悔しい。アイドルという枠を超えて、曲として良いなと思う。

「人は何の為に生まれ落ちて生きてくんだろう?向かい風の中で一人ぼっちくちびる噛んだ 夢って何?って聞かれてすぐ返事できない自分が嫌い 他人の理想になるんじゃない 君がその手で描いていくんだ」

聖書ですか????????????????

ライブでは弟組4人が向かい合って歌ってるのがめちゃくちゃ良くて目が熱くなった。ライブ円盤『JUMPing CARnival』で見れます。

Farewell

JUMPing CAR 初回/通常盤 (2015)

作詞:ma-saya 作曲・編曲:原一博

おいおいおいこんな良曲がライブ未披露はダメでしょうよーーーーーー!!!!!!!と言い続けて7年。確かに似てる曲は他にも出してるからライブでは後回しにされそうな感じはあるんだけど、でもでも、だけど好きなんですよ!!!!!!!!アップテンポで勢いのあるバンド曲で落ちサビが知念と山田なんですけど、

知念「意味があるとかないじゃなくて抑え切れない想いがあれば 理屈なんてどうでもいいから」

山田「走れ走れ どんなときも ありえない向こう側へ 光信じて」

良い………………………………………………

最早聴きすぎてライブで見た気すらしてくる。

Very Very Happy

JUMPing CAR 初回/通常盤 (2015年)

作詞:Koudaiii 作曲:Erik Linbom/Koudaiii

編曲:高橋哲也 ストリングスアレンジ:宮野幸子

2015年。JUMPが一気に開花した年 (主観)。

ファンクラブ会員数も確か2013年と比べたら倍くらいになってた。なんか夢みたいでふわふわしてた。そんな年のライブのラストを飾ったのがこのベリハピ。

「うまくいかなくて立ち止まる時は無理に空を見上げなくていいから 僕の手を離さないで 君を連れてく」

この君を連れてくパートの知念侑李善。

「You are my special とっておきの未来へと希望へと手を伸ばそう 繋ごう with you  そう with you  そっと数えながらいこう その笑顔」

「最高な場所へ 君と君とJUMP」

うわぁJUMP今めちゃくちゃ幸せなんだろうなってこの歌詞から思った。ライブでは9人お揃いの純白衣装で、紙吹雪と一緒に羽根まで飛んできて、天界…?

Funky Time

OVER THE TOP 初回限定盤②

作詞・作曲:竹内雄彦 

編曲:千葉純治/SSKHz

ねえ可愛すぎんかぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?

MVも付いていて庭に遊具を置いておくだけでJUMPが自由に遊ぶ動画になってる。メイキングでは1,2人が面白いことし始めたら9人全員同じ所に集まったりする。JUMPの生態おもろ…

歌詞も陽だまりみたいに暖かくて天然水みたいにキラキラしていて悩んだ時に背中を押してくれる歌で、ライブ会場の花道をわちゃわちゃしながら歌ってる姿が簡単に浮かぶんですけど、これも衝撃のライブ未披露なのでこうして未練タラタラなオタクをやっている……

やんちゃなヒーロー (Hey! Sɑy! 7)

COSMIC☆HUMAN 初回限定盤② (2018)

作詞:松井五郎 作曲:馬飼野康二

編曲:佐々木博史

見て……松井五郎馬飼野康二……最強と最強のコラボ……岡本圭人が渡米する前の最後の弟組の曲だからってわざわざMVも付いてて若干スタッフの配慮も見えるっちゃ見えるんですけど!アラサーでも忍たまのED歌わせてもらえるんだ!?ってなった。楽しそうに全力で踊るHey! Sɑy! 7が尊くて泣きながらMV見た。

そうそうこれだよHey! Sɑy! 7は…………落ち込んでたり悩んでたりへこんでたりする人の背中をいくつになってもとびきりの優しさで押してくれるというか…子供向けに見えて実は大人に刺さってるというね。え〜ん好き。

Bloom

愛だけがすべて-What do you want?- 初回限定盤② (ミタゾノ盤)

作詞・作曲:Kaoru (松岡昌宏)

編曲:Chang-crane

TOKIO…もう曲出さないのに…松岡兄貴がわざわざ書き下ろしてくれた…バンド曲…

JUMPにはいつまでもこういうアイドル全開で前向きでキラキラな曲を歌ってほしいという割と重〜〜い想いが詰まってて最高 笑

これはマジでライブでやろうね????

落ちサビが伊野尾慧のソロって需要しかないですからね。

ヒカリサス

Your Song 通常盤 (2019)

作詞・作曲:みゆな

「ひとりぼっちとか言わないで 君の愛はここにあるんだ だから大丈夫 閉ざされた心の中も 正直になればいいさ 君を受け止めるために僕がいるから ここにいて、ここにいて」

ありがとう………………………………照

リアル10代が書いた曲をアラサーのアイドルが歌っても似合うし説得力すらあるという……

ここにいてって言うJUMPずるいし!?こんなこと言われたらそりゃここにいます!ってなるよ!?無観客ライブでこれ歌われた時も「あ〜まだここ(JUMPの世界)にいよ〜泣」って思ったもん。

最後にメンバーの真ん中で「僕の愛はここにあるんだ」と一人で歌う山田涼介が1000000000000点。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。満足。